A.詳しくは「カウンセリングとは」「カウンセリングとは何ですか?」などをご覧ください。
A.カウンセリングの期間あるいは通うペースについては、ご相談の内容やお悩みの状況によりさまざまです。初回面談等を通じて相談しながら決めていきますが、8~15回を一つのめどとお考えください。
初回面接では、相談の内容を詳しくお伺いし相談者の精神的状況についても評価しながら、カウンセリングの目的や方針、適切な実施条件などについて考えていきます。これをインテーク面接といいます。これには必要に応じて心理査定(検査)をおこなったり、初期評価のための面接が2~3回を要するケースもあります。本格的なカウンセリングに入る前にお互いについてよく知りあうための機会とお考えください。ですから、初回面接終了時点で、以後引き続きカウンセリングを行うかどうかについて何も決めていただく必要はありません。じっくりとお考えいただいたうえで、カウンセリングを受けるかどうかをご判断下さい。
カウンセリングに通うペースは、週に1回が基本になります。しばらく継続頂いた後、カウンセリングの進捗状況やご本人の希望等に応じてその後のカウンセリングのペースを決定していきます。問題の評価や相談者の希望によって、より短期間で終結するカウンセリングを実施する場合もあります。カウンセリングをいつ、どのくらいの頻度で受けるか、またいつ終了するかについては、話し合いの上ご判断いただきます。こちらから何かを強制するということはありません。
A.精神的な病と診断あるいは疑いのある方だけにカウンセリングがあるわけではありません。むしろ精神的な病とまではいかないけれども、生き方に迷いを感じていたり、日常生活で起こりがちな問題に悩んでいる方や、メンタル不調の発症予防(未然防止)や早期発見・対処などに効果的であると考えています。私たちは身体に異常を感じれば内科や外科など医療機関を受診します。ストレス解消や健康に気を使ってジムやヨガに通ったり、ダイエットや様々なサプリメントを試したりもします。自分のキャリアアップや将来のために資格を取得したり、お稽古へ通ったりもします。最近ではリスクマネジメントの一環としての強いメンタルの育成やストレスコントロールを研修等に取り入れる企業も増えていますが、健康の増進や仕事上の能力の向上と同じように、「こころ」にも時としてメンテナンスや微調整、トレーニングが必要になるといえます。
私たちが抱えるストレスや問題、願望は様々ですが、そうした課題の多くは、私たちが人生を送る中でそれぞれが自然と身につけてきた実践知(経験・学習知)に頼るだけでは対処しきれなかったり理解することが難しいものです。それらを上手に乗り越えていくためのより洗練されたツールのひとつとして、カウンセリングがあると考えていただけるとわかりやすいかもしれません。
A.大丈夫です。カウンセリングでは、問題解決にはご本人だけでなく、周囲のサポートや理解が欠かせないと考えますので、そうした方々への積極的な援助も行っていきます。実際はむしろ、ご家族や仕事場の同僚・上司といった身近な方々からの相談のほうが多いくらいです。医療機関では、医学的診断の必要性から、どうしても本人が受診するよう求められるケースも多くなるようですが、カウンセリングは本人の周囲の方へのサポートからも進められる点が特徴であるといえます。
A.医療機関(精神科や心療内科など)では医師が症状を診察して医学的な診断をしたうえで、お薬の処方による薬物治療を中心に行います。一方カウンセラーは、病気の診断等医療行為はすることはできず、お薬を処方したりすることもできません。医療機関が身体や脳機能に直接作用するお薬による治療が中心であるのに対して、人の心を支えるための様々なアプローチと支援がカウンセリングです。ご相談される方とじっくりとお話をし、問題解決に向けて一緒に考え、心理療法を実践していきます。
A.問題解決のために、医療機関で治療を受けながらカウンセリングを続ける方もいらっしゃいます。担当されるお医者さんにもいろいろなご意見があり、またカウンセリングを受けることが逆に好ましくない場合もあります。すでに通院中の方は、一度担当医にご相談してみることをおすすめいたします。
A.当カウンセリングルームは医療機関ではありません。医療保険でのカウンセリングは行っておりません。薬や診断書もお出しできませんのであらかじめご了承ください。
A.当ルームのカウンセラーには守秘義務が課せられており、プライバシーは厳守いたします。相談の内容が外部に漏れることはなく、相談者の家族や職場からの問い合わせがあった場合でも、ご本人の許可なくカウンセリング内容についてお伝えすることは決してありません。
A.詳しくは、「お申込み/お問い合わせ」をご覧ください。
A.カウンセリングは事前予約制で、週一度のペースで同じ曜日・時間帯に受けていただくことが原則となります。新規のカウンセリングの当日予約は、やむを得ない事情の場合を除きお受けしておりません。ただし継続してカウンセリングをお受けいただいている方につきましては、予約日時の事前変更や診療日時外にも対応させていただきますのでご相談下さい。
A.詳しくは「ご利用案内」のページをご覧ください。
A.ご病気や失業等、さまざまな事情から経済的に苦しい状況にあり、カウンセリング料を払う余裕がない方もたくさんいらっしゃいます。また学業のため収入の少ない学生さんもいらっしゃいます。地域の保健所や精神保健センター等では無料でこころの相談(面談や電話相談)を行っていますので、そちらをご利用なさるのが一般的です。行政機関等の援助や関わり方にはどうしてもやむを得ない制約もあるようですが、そうした機関へ相談するのに躊躇される方のために、カウンセリング料金の減額・免除措置、あるいは無料期間の設定など、相談者の状況に応じた対応をさせていただきます。特に未成年者や学生、当面収入の見込めない方は、お辛いとは思いますが是非一度ご相談下さい。また、毎月無料相談を実施しております。スケジュールにつきましてはこちらでご確認ください。詳しくはお問い合わせください。